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映画『母性』初日舞台あいさつ
映画『母性』初日舞台あいさつ
11月23日、新宿ピカデリーにて、映画『母性』初日舞台あいさつが行われ、永野芽郁さん、湊かなえさん、廣木隆一監督とともに、戸田恵梨香が登壇しました!
ブラックのスリーブブラウスとマーメイドスカートに、ピンクのミュールを合わせたシックな衣装で登場した戸田は…。
「本日は(映画を)観ていただき、ありがとうございます。初日を迎えた実感が、まったくなかったのですが、“始まったんだな~”と、今、感じることができて嬉しいです。本日は、よろしくお願いします」とあいさつ。
あらためて、公開初日を迎えた気持ちを訊かれると…。
「あれよあれよと、この日がきたという感じがします。昨年の4月頃に撮影をしたので、すごく時間が経っているのですが、(公開までが)あっという間のような気がして…すごく不思議な気持ちです。私自身、この『母性』という作品を観た時に、“この作品って、なんなのだろう”と不思議に思ったんです。だいたい、自分が携わってきた作品は、自分の役をとおして感情移入してしまったり、いち視聴者として客観的に見ることができるのですが、(この作品は)どの視点からも見られなくて…こんな不思議な感覚になったことはない…。取材を受けさせていただく中で、世代や性別によっても見方が異なる作品なんだということがわかって、これからみなさんが誰に感情移入し、この作品をどのように受け取るのか…こんなにも興味深い作品になるとは思いませんでした。だから、みなさんの声を聞けることが、本当に楽しみで仕方がないです」と、戸田。
今作の原作者・湊かなえさんから、戸田と永野さんの演技を絶賛されると…。
「“恐縮です”という気持ちです。先ほど、湊さんと対談させていただいたんですけれど、質問がとまらなくなってしまい、気になることがたくさんある作品だと思いました。私、携わった作品に対して、“ここが反省点だな”と、すぐに気づけることがめったになくて、ある程度、時間が経って、自分が成長できた時に、“この時の芝居、こういうふうにできたな…”と気づくのですが、今回は、最後のルミ子の目線の時に、“愛してる”と言いながら(永野さん演じる清佳を)抱きしめているシーンの“あそこの表情、間違えたな”と、取材を受ける中で気づいたんです。湊さんがどういう意図で、あのシーンを書かれたのかわからないんですけれど…。あの時、大地真央さん演じる母をルミ子に投影すべきだったと…本当は笑顔で、“愛してる”と、清佳を抱きしめるべきだったんじゃないかと思いました」と反省点を語ります。この発想を聞いた湊さんは、“あぁ、そうか!”と、ハッとしていました! 母を投影したルミ子も見てみたいですね!
印象に残っているシーンや難しかったシーンはありますか?
「ルミ子そのものが難しかったので、全部難しかったです…。しいて言うのなら、火事のシーンは、“ルミ子の目線”“清佳の目線”“真実”という3つの視点があったのと、(火事は)CGだったので、炎などひとつも見えない状態の中、今、どれくらい炎があがっているのか、どれくらい危機が迫っている状況なのか、というのを全キャストが把握していないといけない、そこのお芝居のテンションを合わせていかなければいけない、という物理的な難しさがあったので、それはすごく印象深かったです」としみじみ。
本作をとおして、自分が母親になるとしたら、どんな母になりたいと思いますか?
「大地さんが演じた母を見ていて、“いつでも笑顔でいるお母さんって、やっぱり素敵だな”と思ったので、自分も笑顔で過ごすために、心にゆとりをもてるようになりたいし、おだやかな家庭を築きたいなと思いました」と大地さん演じるルミ子の母が理想のよう。
最後に、会場のみなさんへ…。
「話したいことは、(舞台あいさつの)冒頭で話してしまったと思ったんですけれど、“おもしろい”とか“楽しい”という作品ではないと思います。ふつうに過ごしていく中で気づかなかったことを、ハッと気づかせてくれるような、いつか自分が母親になる時、または今、母として過ごしていらっしゃる方々が、“今の自分って、どうなんだろう”と思い返すきっかけにもなると思います。そして、自分自身を振り返らざるを得ない作品だと思うんです。この作品が、前を向くきっかけとなったり、みなさんの力となれば嬉しいです。これから公開が始まって、みなさんの感想を聞けること、本当に楽しみにしています。今後も、『母性』をよろしくお願いいたします。本日は、ありがとうございました」
舞台あいさつ後に行われたフォトセッションでは、MCの「『母性』公開初日、おめでとうございます!」という合図で、キャノン砲からたくさんの銀テープが発射され、キラキラと舞い降りてくる銀テープを見て、永野さんと楽しそうに笑い合う戸田の姿が印象的でした♪
原作者・湊かなえさんが作家を辞す覚悟で執筆した、衝撃的問題作の映画化! 愛と憎しみの激情エンタテイメント。映画『母性』(配給:ワーナー・ブラザーズ映画)は、大ヒット上映中! ぜひ、劇場でご覧ください!!
©2022 映画「母性」製作委員会
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