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映画『あちらにいる鬼』完成披露試写会
9月29日、映画『あちらにいる鬼』の完成披露試写会が都内で行われ、寺島しのぶさん、廣木隆一監督とともに広末涼子が登壇しました!

実在した人物をモデルに、男女3人の特別な関係を綴った小説の映画化である本作。出会うべくして出会い、互いにのめり込んでいく、寺島さん演じる主人公・作家の長内みはると豊川悦司さん演じる同業者で妻子ある白木篤郎。広末は、すべてを承知しながら、心を乱すことのない篤郎の妻・笙子を演じます。

真っ赤なロングドレスで登場した広末は…。
「白木笙子役の広末涼子です。本日は、わざわざ足を運んでくださりありがとうございます。今日、いらっしゃるお客さまを拝見しても、やはり大人世代で嬉しいなと思っております。自分にとっても、挑戦させてもらえた役だったので、今日は、映画をしっかり楽しんでいっていただければと思います。とても素敵な映画です。よろしくお願いします」とあいさつ。

新型コロナウイルスの影響で、三度も撮影が見送られたことについて…。
「しっかりとみんなが心構えをして挑みたいということで時期がずれたので、本当にいろいろな意味で、みなさん大変だったと思います」本作は、撮影をしてから公開までの期間が約半年と、なかなかない異例のスピードでの公開となるよう。意気込みが伝わりますね!

“実在した人物を演じるにあたり、意識したこと”を訊かれると…。
「寺島さんが演じたみはるさん(瀬戸内寂聴さんをモデルにした役)は、みなさんがご存知で、ある意味、公人的な方を演じられたので、その外枠づくりをどこまでするのかなど、いろいろ心構えがあったかと思うのですが、私の役は、公の人ではないので、台本を読んで受けた印象のとおりに演じようと思いました。耐えしのぐ妻のように見えるのですが、独特な価値観をもっていて、怖く演じたつもりはまったくないのですが、男性から見ると“怖い…”と思われたりするところがあったみたい…」

豊川さん演じる篤郎の魅力については…。
「私、豊川さんに一度“ごめんね”と言われました。“豊川さんは悪くないですよ! 篤郎さんがちょっとひどいだけで…”と言ったら、“それはわかっているんだけど、なんだか自分も申し訳ない気持ちになって…”とおっしゃっていました(笑)。この映画を観ると、きっと自分の終着地点とか、夫婦の形とか、女としてとか、いろいろなことが残ると思うのですが、“旦那さんが豊川さん(演じる篤郎さん)ではなくてよかった!”“うちの旦那さんでよかった”と思って帰っていただけたら…(笑)」という広末の発言に、会場内では笑いが起こると、「かわいそうな役です…女性からは非難される役です(笑)。でも、豊川さんは悪くない、篤郎さんが残念だっただけで…時代背景もね」と焦った様子で、すかさずフォローする場面も。

篤郎が出家するみはるのもとへ行く際、笙子が背中を押すシーンについて訊かれると…。
「女性の方はみなさんそう思われるのではないかなと思うのですが、あの時点で、みはるさんと篤郎さんの関係もわかっているし、容認しているというか許容していて、すごく大切な出家するという日に、彼が行かないはずがないことをわかっていたから、“行きなさい”と言ったのではないかなと思います。今さらこそこそ行ってほしくはないし、ある意味その…うーん、なんだろう…関係性を許すとかではなくて、彼女の存在があなたにとって必要なことも、あなたにとって彼女が必要なら、私にとっても必要かもしれないことを理解しているというか…。ふつうは理解できないと思いますし、理解しなくていいと思うのですが…(笑)。でも、この3人の特別なつながりというのは、そこにあったのではないかなと思います」としみじみ。

完成した映画を観て…。
「本当にすばらしかったです。本当に素敵だったので、3ヵ所は号泣しました。私は、妻の立場を演じているので、誰の立場になって泣いているのかわからなくて…。単純に、寺島さんからもらい泣きをしたり、笙子は感情が出せない役だったので、すごくピュアで子どものような、素直にまっすぐ感情を出しているみはるさんの姿に、完全にのっかってしまいました」と感情が揺さぶられたという広末。

最後に、これから映画をご覧になるみなさんへメッセージ。
「最近は、映画でも2時間を越える作品が少なくなっていると思うのですが、2時間は優に越えているんです。観ていただくのは139分ですが、最初の段階では2時間40分だったので、これでもすごく短くなって、とても凝縮されているはずです。ぜひ、ご堪能ください」
作家の女、作家の男、そしてその妻…出家に至る背景には3人の計り知れないつながりがあった。映画『あちらにいる鬼』は、11月11日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー! みなさん、お楽しみに!
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