8月31日、映画『“それ”がいる森』の完成報告イベントが都内で開催され、相葉雅紀さん、上原剣心さん、眞島秀和さん、中田秀夫監督とともに松本穂香が登壇しました！

本作は、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台にしたホラーエンターテイメントということで、会場には生い茂った木々がセットされ、『“それ”がいる森』がリアルに再現されています。おどろおどろしいBGMが鳴り響く中、不気味な霧が立ち込めるステージに、丈の長い黒のワンピースに赤紫のブーツを合わせた姿で登場した松本。

相葉さん演じる田中淳一の息子・一也の担任教師で、怪奇現象に巻き込まれていくことになる本作のヒロイン・北見絵里を演じた松本は…。
「北見絵里を演じさせていただきました、松本穂香です。私もホラー好きとして、中田監督の作品に出演できたことは、とても光栄に思っております。本日は、最後までよろしくお願いします」とあいさつ。

ふだんからホラー作品を見ているということで…。
「撮影に入る前の本読みの時、監督がすごくワクワクしながら、いろいろなことを説明してくださる姿を見て、本当に楽しんで撮られている方なんだなと思い、私も楽しみながら演じられたらいいなと思いました」と監督の印象について話します。ちなみに、撮影中、あまり細かく指示を出さなくてもイメージ通りに演じていたという松本を、監督は“うまい！”とほめていたそうですよ！

ホラー映画ファンとして、ホラーの世界に入るというのは興奮したのではないですか？
「そうですね…どこまで言っていいのかわからないのですが」と前置きし、「現場では、みんなでわちゃわちゃしたり、ホラーなんですけどほっこりしている感じで…楽しかったです」とホラー映画らしからぬ意外な裏話も。
完成した作品を観た感想を求められると…。
「めちゃめちゃおもしろかったです。自分が出ている作品で言うのもなんですけれど…（笑）。びっくりしたり、ドキドキしたりもしましたし、ちょっとにやにやしてしまうワクワク感もあったりして、幅広い年代の方に楽しんでいただける映画になっているんじゃないかなと思いました」公開が待ち遠しいですね！

以前にも共演したことがある、眞島さんについて訊かれると…。
「“役者さんってすごいな”と、眞島さんを見ていてすごく思いました。以前、共演させていただいた時の役が、美容室の店長さんだったんですけど、ちょっと変わった店長さんだったので…（笑）」と“変わった店長さん”を思い出して笑ってしまう松本に、「そうなんですよ。その時、僕、役柄で無理やり二重にしたりしておりましたので、だいぶ印象は違うと思います（笑）」と眞島さん。前回の共演時とはガラリと印象が違った眞島さんに、松本は「今回はもう、キリッと男らしい役柄だったので、“役者さんはすごいな”とあらためて思いました」と尊敬の眼差しを向けていましたよ！

ここで、本作は新時代のホラーエンターテイメントということで、“今まで経験したことの中で、一番怖かった経験”をそれぞれ披露することに…。
「私は、お化けの怖さというより、人が怖かったという思い出なのですが、仕事が終わってマネージャーさんと車で帰っていて、途中で家の近くのコンビニで降ろしてもらったんです。そうしたら、その後にマネージャーさんから連絡が来て、“なんか、つけられていたみたいだから気をつけて”と…。それで、ちょっと怖がりながら歩いていたんですけど、“つけられているってなんだろう…”と思って、パッと後ろを見たら、人影がサッと電柱に隠れるのが見えて…。すぐにマネージャーさんに来てもらいました。めちゃめちゃ怖かったです…本気で怖かった話です（笑）」と人の怖さを実感したという松本は、この後の“今まで、森の中で出会って怖かったもの、もしくはけして出会いたくない怖いもの”という話題でも、「いたら嫌なのは、変な人…（笑）。なんだかんだやっぱり人が怖いので、変な人に出会ったら嫌だなと思います。ホラーを見ていても、結局、人が怖いんだということを伝える作品が多いので…」とやはり人が怖い様子…。MCから「さっきの話もありましたけど、わりと変な人が寄ってきやすいですか？」と質問されると、「夏場は遭遇しやすいなと思います（笑）」と会場の笑いを誘う場面もありました！
あの世を越える恐怖が迫りくる―。“それ”と遭遇した彼らにいったいどんな恐怖が待ち受けているのか…！？　未知の恐怖を描く新時代のホラーエンターテイメントがここに誕生！　映画『“それ”がいる森』は、2022年9月30日（金）全国ロードショーです！　みなさん、公開をお楽しみに！